賃貸経営と賃貸管理の注意点｜不動産を運用する
賃貸経営と賃貸管理の注意点
- ■ アセットマネージメント（AM）とは
- アセットマネージメントは、所有者や投資家より委託を受けて、不動産投資における投資用資産の運用・管理をする業務のことをいい、不動産の売買、賃貸借の運用、プロパティマネージャーの選定などが主な業務です。
具体的な業務としては、投資家に向けた投資物件の買付を行い、その買付した不動産を適切に運用します。投資家から委託を受け、総合的な計画を策定し、投資を決定・実行し
借主管理、建物管理、会計管理などについてプロパティマネージメント会社からの報告を受けて投資の状況を把握し、現実の管理運営を指示しながら、売却によって投下資金を回収するという一連の業務です。
物件の経営状況を管理し、投資対効果の最大化を図るという点で投資用資産のポートフォリオ全体を管理するポジションです。
- ■ プロパティマネージメント（PM）とは
- 実際に不動産の管理・運営を行い、キャッシュフローを安定させ、不動産投資の採算性を確保する役割です。不動産の資産価値の維持・向上が目的で、現場で賃貸経営の為の運営管理を行います。「入居者募集」、「リフォーム依頼」、「賃貸借契約締結」、「退去者への解約業務」、「賃料の回収」、「建物の管理（点検、清掃、修繕、工事などの発注）」、「滞納や未納の督促、不良入居者への対処」、「クレーム対応」などの、本来は貸主（所有者）が行う賃貸管理の業務を、貸主に代わって代行して行います。その他委託を受けたAMや投資家（所有者/貸主）に対して運営管理状況を定期的に報告する義務があります。
