現在は、バブルの時代と違い、短期的なキャピタルゲインはそう簡単には見込めません。建物価格は、経年劣化により減少し、土地価格は景気変動に左右されます。そこで、再売却時に、収益性の評価だけでなく、資産価値がどれだけ減少するかを考慮したうえで、購入に臨むことは非常に重要です。
「購入価格」と「再売却価格」+「累積収入」のどちらが大きいかによって、その投資の成否が問われることになり、私ども不動産業者は、土地・建物の収益性以外の資産価値も評価出来なくてはならないと思っています。